マンガで分かるネット・スマホ依存症治療
「ネット依存症で脳が損傷を受ける!」
ネット依存症で脳が損傷を受けます。
もちろんネットを日常的に使っている我々としては、ピンと来ないかもしれません。
しかしたとえば、朝から晩までネットをしていると、頭がポヤッとしてきませんでしょうか。
もし思い当たることがあるなら、ちょっと使用時間を減らすようにしてみてもいいかもしれません。
また研究者はネット依存症を、「デジタル・ヘロイン」と呼んでいます。
ネットだから安全、ゲームだから安心、ということはなく、あまりに長期的に継続していると、ヘロインと同じように、脳や体をむしばんでいくわけです。
そして連続しているとドーパミンの分泌が減り、結果的に「それしか喜びがない」という状態になってしまいます。
あなたが「ゲーム以外に楽しみがない」「ネット以外にやることがない」と感じているのなら、注意するようにしましょう。
(つづく)
こちらのWEBでは、ネット・スマホ依存症編を掲載させていただいてます。
一部のみの掲載となりますので、全部を読みたい方はぜひ単行本を!
ちなみにあらすじとして、ゲーム世界にハマりこんだあすなたちを、療が救い出すためにゲーム世界に入り込むというドラマチックなストーリーです。たぶん。何にせよぜひ。
【解説】依存してるあなたは、本当のあなたではありません。
「いや、俺は違う!」
「私は本当の私で、ちゃんと自分の意志で楽しんでる!」
そんな風に思う人も多いかもしれません。
しかし、依存にハマりこんでしまうと、自分の姿を客観的に見られなくなってしまうのも事実です。
目隠しをしたまま長いあいだ過ごした場合
「世界は暗闇だ。これが普通なんだ」
と思ってしまいます。
実際、ゆうメンタルクリニックに来院された患者さんで、依存から抜けた方はたくさんいます。
その多くの人が、
「依存していたときは、それだけが楽しみだと思っていた。今は信じられない」
「依存をやめるまで、他の喜びがあることを忘れていた」
と述べています。
今までのマンガを読まれて、
「自分は大丈夫! 心から楽しんでいる!」
「まったくやめる必要ない! 自分の生きがいだから!」
と思うのなら、もちろんそれは一つの答えです。何を強制するものではありません。
しかし
「ヤバいかも…?」
「ちょっと、やめてみようかな…?」
と思うのなら、ぜひぜひ! その道を進んでみてください。心から応援します。
「試しに」で構いません。
ほんのちょっとが、あなたのこれからを大きく変えていくかもしれません…!
ゆうメンタルクリニック各院では、「依存症治療外来」も行っております。お気軽にご連絡いただければ幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。