マンガで分かるネット・スマホ依存症治療
「パソコンやスマホで頭が悪くなる!?」
パソコンやスマホを使う時間が増えるほど、成績が悪くなります。
これは日本に限らず、イスラエル・アメリカ・ドイツなど、世界各地で行われた調査で同様の結果が出ています。
ここでおそらく多くの方が、
「パソコンやゲームをしてしまうから、勉強時間が減るのでは? だから成績が落ちるのでは?」
と思うかもしれません。
しかし実際、「同じ勉強時間であったとしても、それ以外に通信アプリを使う時間が増えていると、比例的に成績が悪くなってしまう」という調査があります。
ある意味、勉強によって積み重ねた知識や学力という「貯金」が、ネットなどによって「落ちてしまう」わけです。
そういえばはるか昔に「ゲーム脳」という言葉が流行し、その説に信憑性がなかったゆえに、逆に「ゲームをして頭が悪くなるなんてマユツバの話で、そんなわけない」という考え方が広まってしまったように思えます。
しかしながら、「実際に長時間にわたってデジタルツールを使用していると成績が下がる」という確固たるデータも存在します。
もちろん「ゲームをした瞬間に頭が悪くなる」とまで断言するつもりはまったくありません。
ただ「長時間のデジタルツールの使用は、決していいものではない」「特に子供にとっては良くない可能性がある」という点のみご理解いただければ幸いです。
とはいえ、現代社会からPCやスマホをなくすことなんてできないですし、言うまでもなくこのサイトもPCによって作ってます。必要な部分は必要として使いつつ、「自分の意志と関係なくダラダラとハマりこんでいく」ということに、どうバランスを取っていくか…ということを、今後話していきたいと思います。
(つづく)
こちらのWEBでは、ネット・スマホ依存症編を掲載させていただいてます。
一部のみの掲載となりますので、全部を読みたい方はぜひ単行本を!
ちなみにあらすじとして、ゲーム世界にハマりこんだあすなたちを、療が救い出すためにゲーム世界に入り込むというドラマチックなストーリーです。たぶん。何にせよぜひ。
ゆうメンタルクリニック各院では、「依存症治療外来」も行っております。お気軽にご連絡いただければ幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。