【マンガ】で分かるネット・スマホ依存症「ネット・ゲームは覚醒剤レベル!?」

マンガで分かるネット・スマホ依存症治療

「ネット・ゲームは覚醒剤レベル!?」

ネット・ゲームは、覚醒剤レベルにドーパミンを放出させます。

ネットやゲームでドーパミンが出ます。
そしてこのドーパミンの出る量は、実は「覚醒剤と一緒」です。

もちろんですが、不必要にオドすつもりではありません。
ただ実際、「それだけドーパミンが出るもので、それだけインパクトがあるもの」だということは覚えておきましょう。

とはいえ大人である我々は「あぁ、こんなことしてちゃダメだ」「仕事しないと…」と思うことができて、どこかでストップがかけられます。
しかし子供の場合、そんなストップは利きません。

事実、子供のときに、ゲームにものすごく夢中になってしまい、いつまでもやめられなくなってしまったことは、ありませんでしょうか。

一見ほほえましいかもしれませんが、ただ「ドーパミンが出てるからやめられない」と考えると、結構恐ろしく感じるものです。

もちろん、すべてを理解の上で、「それ以上に面白いゲームだから、自分は自分の意志でハマっているんだ」と思うのなら、それは一つの選択のはずです。

しかし「あまり深く考えず、とりあえず子供に与える」というのは要注意。
ネットでもゲームでも、ドーパミンによって抜けられなくなります。

重ねて、不必要にオドすつもりはありません。
ただすべての依存において「始めるのは簡単、やめるのは大変」なので、「抜けられない可能性がある」ということは知った上で接しましょう。

(つづく)

こちらのWEBでは、ネット・スマホ依存症編を掲載させていただいてます。

一部のみの掲載となりますので、全部を読みたい方はぜひ単行本を!

ちなみにあらすじとして、ゲーム世界にハマりこんだあすなたちを、療が救い出すためにゲーム世界に入り込むというドラマチックなストーリーです。たぶん。何にせよぜひ。

【解説】依存してるあなたは、本当のあなたではありません。

「いや、俺は違う!」
「私は本当の私で、ちゃんと自分の意志で楽しんでる!」

そんな風に思う人も多いかもしれません。

しかし、依存にハマりこんでしまうと、自分の姿を客観的に見られなくなってしまうのも事実です。

目隠しをしたまま長いあいだ過ごした場合
「世界は暗闇だ。これが普通なんだ」
と思ってしまいます。

実際、ゆうメンタルクリニックに来院された患者さんで、依存から抜けた方はたくさんいます。
その多くの人が、
「依存していたときは、それだけが楽しみだと思っていた。今は信じられない」
「依存をやめるまで、他の喜びがあることを忘れていた」
と述べています。

今までのマンガを読まれて、
「自分は大丈夫! 心から楽しんでいる!」
「まったくやめる必要ない! 自分の生きがいだから!」
と思うのなら、もちろんそれは一つの答えです。何を強制するものではありません。

しかし
「ヤバいかも…?」
「ちょっと、やめてみようかな…?」
と思うのなら、ぜひぜひ! その道を進んでみてください。心から応援します。

「試しに」で構いません。

ほんのちょっとが、あなたのこれからを大きく変えていくかもしれません…!

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参考

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。