マンガで分かるネット・スマホ依存症治療
「デジタルとリアルの決定的な差!」
デジタルとリアルの決定的な違いは「感情が湧き上がるかどうか」です。
どんなに美しい映像であっても、やはり映像は映像。
実際に目の前にするのとでは、生まれる感情に差があります。
最近はVRが流行しています。
確かにこれは、ものすごくリアルです。
しかしこれであっても、やはり現実とは違います。
「リアルだなぁ」と思って、たとえば目の前に出る映像に「触れよう」と最初は思うかもしれません。
しかししばらくすると「いや、リアルだけど映像だから、触れてもしょうがない」と思い直します。
この時点で、脳は「映像」と明確に認識し、結局、リアルを目の前にしたように、前頭前野の血流はアップしません。
そのため長期的にその状態でいると、やはり前頭前野の働きが鈍り、頭がポヤッとしてくる可能性もあるのです。
ちなみにVRでは、いわゆる大人向けコンテンツも提供されています。
これは「ポルノ依存症」もミックスされてくるので、恐ろしいインパクトがあるのではないかと考えます。
何にせよ、デジタルは便利なものではありますが、疲れてきたら距離を取る、それでもやめられないなら治療の検討などを考えてみてもいいかもしれません。
(つづく)
こちらのWEBでは、ネット・スマホ依存症編を掲載させていただいてます。
一部のみの掲載となりますので、全部を読みたい方はぜひ単行本を!
ちなみにあらすじとして、ゲーム世界にハマりこんだあすなたちを、療が救い出すためにゲーム世界に入り込むというドラマチックなストーリーです。たぶん。何にせよぜひ。
ゆうメンタルクリニック各院では、「依存症治療外来」も行っております。お気軽にご連絡いただければ幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。