マンガで分かるネット・スマホ依存症治療
「自分でボタンを押すだけでハマる!」
プレイヤーは、最後のボタンを、自分で押すだけでハマります。
裏側で、どんなプログラムがあろうと関係ありません。
ただ単に、最後のひと押しを、自分でプレイするだけです。
これだけで、どんどんハマっていきます。
ちなみにですが、これに関連して、
「食事、何が食べたい? 和食? 洋食?」
など質問して、「和食」と答えようが「洋食」と答えようが、
「じゃあ和食or洋食も出してくれる飲み屋さんに行こうか」
と、最初から決めていた店に誘うというテクニックがありますが、自分でもこう書いておきながら関連しているか分からなくなりました。
いずれにしても、人間は最後の部分にちょっと関わるだけで、自分自身がそれに深く関係しているような、自分で決めたような錯覚を抱くわけです。
覚えておくといいかもしれません。
何にせよ、ギャンブルにハマってしまう人は、良くも悪くも「自分の運命を自分でコントロールしている」という感覚を抱くもの。そしてそのために、抜けられなくなってしまいます。
思い当たる方は、気をつけてみた方がいいかもしれません。
(つづく)
こちらのWEBでは、ネット・スマホ依存症編を掲載させていただいてます。
一部のみの掲載となりますので、全部を読みたい方はぜひ単行本を!
ちなみにあらすじとして、ゲーム世界にハマりこんだあすなたちを、療が救い出すためにゲーム世界に入り込むというドラマチックなストーリーです。たぶん。何にせよぜひ。
ゆうメンタルクリニック各院では、「依存症治療外来」も行っております。お気軽にご連絡いただければ幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。