マンガで分かるネット・スマホ依存症治療
「脳のためには、家族と過ごせ!」
認知症になりたくないなら、『頭の良くなるゲーム』をやるよりも、家族と過ごすことです。
ドイツの心理学者マンフレッド・シュピッツァーは、著書「デジタル・デメンチア(デジタル認知症)」の中で、そう主張しています。
一部はマンガで紹介させていただいておりますが、もちろん紹介しきれなかった内容も多々含んでおりますので、興味がある方はぜひご一読をオススメいたします。
いずれにしても、重要なのは「デジタルゲームで脳を鍛えようとする」よりも、「リアルを過ごす」ことの方が、ずっと脳にいい、ということ。
特に家族や友人と過ごすことは何より脳や心を活性化させます。
想像してください。
A毎週のように、友人たちと会食をしている老人
B一人で家で、ずっとスマホゲームをしている老人
どちらの方が、毎日イキイキとしていると思いますでしょうか。
間違いなくAのはずです。
そう考えると、よく街の内科医院などに、毎日のようにご老人が集まり、
「鈴木さん、最近来ないねぇ」
「どこか病気かしら」
などのトークが繰り広げられるみたいな笑い話がありますが、この「集い」には、健康上の意味があるのかもしれません。
いずれにしても、日々の積み重ねが将来を作ります。
将来、認知症になりたくなければ、また気持ちを今から活性化させたいなら、ネットやスマホだけに夢中になることなく、家族や友達と話す時間を作る、ということを意識するようにしてみましょう。
(つづく)
こちらのWEBでは、ネット・スマホ依存症編を掲載させていただいてます。
一部のみの掲載となりますので、全部を読みたい方はぜひ単行本を!
ちなみにあらすじとして、ゲーム世界にハマりこんだあすなたちを、療が救い出すためにゲーム世界に入り込むというドラマチックなストーリーです。たぶん。何にせよぜひ。
ゆうメンタルクリニック各院では、「依存症治療外来」も行っております。お気軽にご連絡いただければ幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。