マンガで分かるネット・スマホ依存症治療
「『頭の良くなるゲーム』で頭は悪くなる!」
『頭の良くなるゲーム』をやっても、頭が良くなることはありません。
特に以前に紹介したマンガでは、ニンテンドーDSで発売した「頭の良くなるゲーム」を監修された先生も「デジタルツールで成績が下がる」という研究を発表しています。
くわえてマンガにもあるように、「ある種類のパズル」によって鍛えられるのは「そのパズルの腕前」だけで、他のパズルにたいしての能力が育つことはありません。
そしてまたマンガにあるように、「様々な要素が出てくるゲーム」をやることにより、マルチタスクになってしまい、結果的に集中力が落ちる、ということもあります。
いわゆる「弾幕系シューティングゲーム」は特にその要素が強いと考えられます。もちろん趣味として楽しむならまったく大丈夫ですが、「これをプレイすることで反射神経が鍛えられる!」という目的であれば、実は逆効果の可能性もある、とお考えください。
ではいったい、「脳を鍛える」ためには、どうすればいいのでしょうか?
その答えは次回更新をお待ちください。
(つづく)
こちらのWEBでは、ネット・スマホ依存症編を掲載させていただいてます。
一部のみの掲載となりますので、全部を読みたい方はぜひ単行本を!
ちなみにあらすじとして、ゲーム世界にハマりこんだあすなたちを、療が救い出すためにゲーム世界に入り込むというドラマチックなストーリーです。たぶん。何にせよぜひ。
ゆうメンタルクリニック各院では、「依存症治療外来」も行っております。お気軽にご連絡いただければ幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。