【マンガ】で分かる依存症治療
「苦しいからこそ抜けられない!」
依存は「苦しい」からこそ抜けられません。
依存は、確かにその瞬間は快感です。
しかしその後に、それ以上のつらさや苦しみが襲ってきます。
このときに「苦しいなら、やめればいいのに」と当然ツッコミをしたくなるはず。
しかし本人にとっては、その苦しみすらも、実は「安心」だったりするのです。
なぜならその苦しみは「予想通りに起こるもの」だから。
世の中には「どうなるか分からない不安」などがたくさんあります。
そんなときに依存者は、依存行為によって苦しみが起こっても
「あぁ、予想通りの展開になった」
と思い、軽い安心感を抱くことができます。
これは対人関係でも同じ。
たとえば好きな人とつい口論をしてしまう人がいたりします。
「本当は好きなのに、どうして口論しちゃうの!? 何でカレを怒らせちゃうの!?」
と悩むかもしれません。
しかしこれも「口論すれば、相手は確実に怒る」「間違いなく相手を動かせる」と、心の底で分かっているからです。
だからこそ、ついつい繰り返してしまうわけですね。
でも当然ですが、この先に、幸せな未来はありません。
依存は快感でも苦しみでも、人を縛りつけます。
とにかく試しに「一日でもいいから、やめてみる」ということを心掛けてみてください。
ゆうメンタルクリニック各院では、「依存症治療外来」も行っております。お気軽にご連絡いただければ幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。