【マンガ】で分かる依存症治療
「『分かっちゃいるけどやめられない』は『分かってない』!」
「分かってるけどやめられない」はウソです。
単に「分かってない」だけです。
実際、誰かに何かを伝えようとすると、「分かった分かった!」と、「すぐ分かっちゃう人」がたくさんいます。
この「分かった」は「うるさいもう言うな」という意味で、決して本当の意味で「理解した」ではありません。
ではこの場合、説得はまったくの無意味なのでしょうか。
いえ、そんなことはありません。
心理学では「スリーパー効果」というものがあります。
ある内容を聞いた場合に、時間と共に、その内容がどんどん深く理解できてきたり、
印象が強く変わってきたりすることを言います。
たとえば「あの時に見た映画のシーンは、こんな意味だったのか…!」と思ったり
「あの本で言ってたのは、こんな内容だったのか…!」と思ったりすることも、スリーパー効果です。
これは告白などでも同じで、最初はフラれたとしても、あとから相手が好意的に感じてくれる可能性もありえるのです。
ですので「今、理解してもらえていないから、意味がなかった」と考える必要はありません。
どんな知識でも、どんな話でも、思ったことはきちんと伝えておくことが重要なのです。
周囲に依存に悩んでる方、また依存を認めない人もいるかもしれません。
でも、ケンカにならない限り、あなたの気持ちを伝えておくことに、ソンはないんですよ。
ゆうメンタルクリニック各院では、「依存症治療外来」も行っております。お気軽にご連絡いただければ幸いです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。